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ばいこう堂の和三盆糖

Wasanbonto

安心・安全な和三盆糖づくり

和三盆は、希少価値の高い和三盆糖を固めたお菓子。
ばいこう堂では、和三盆糖の品質を保つべく、栽培から製造まで一貫した管理体制を構えております。
日本の食文化と伝統、そして「おいしい」を守り続けるために。

自然の恵み

和三盆の独特な香りや風味は、
自然の恵み伝統の手作り製法で育つ。

香川県や徳島県のごく一部の地域でのみ生産されている希少なお砂糖、それが「和三盆糖」です。ばいこう堂では、香川県の特産品でもある「さぬき和三盆」を、農家の方々と連携し、栽培から力を入れて取り組んでいます。

さぬき和三盆は、「竹蔗(ちくしゃ)」という種類の細長いさとうきびから作られます。香川県東部にある「和泉砂岩」という砂地の土地、温暖な気候、そして風土がさとうきびとの相性が良いとされています。さとうきびは、花は咲かずに栄養をすべて茎に蓄えるため、独特の香りや旨味がたっぷり詰まった和三盆糖ならではの甘さが作り出されます。

料理に 和三盆糖

お干菓子や和菓子だけでなく、
洋菓子お料理にも相性抜群!

最近では、「和三盆使用」と書かれたスイーツなどもよく見かけることが増え、お砂糖として認識されている方も多いかもしれません。
和三盆糖は、きめ細かい粒から生まれる上品な口どけや独特の風味を持ち、和菓子や洋菓子はもちろん、お料理とも相性はぴったり。お砂糖の分量の20%~100%ぐらいを和三盆糖にすることで素材の風味を生かした仕上がりになります。和三盆糖は熱を加えると独特の香りは少なくなってしまいますが、旨味を引出す力が充分にありますので、餡や焼菓子、蒸菓子、お料理のかくし味としてもおすすめです。

使用例

  • お干菓子、お饅頭、おぜんざい、などの和菓子作り
  • マドレーヌ、プリンなどの洋菓子作り
  • うどんのだし、肉じゃが、すき焼き、などの家庭料理
  • コーヒー、紅茶、グリーンティー、などのお飲み物
和三盆糖

和三盆糖の独特な風味は、
ミネラル成分から。

和三盆糖は、原料に含まれる栄養素を残したまま加工されるので、カルシウム、リン、カリウム、鉄などのミネラル分が含まれています。それが和三盆の風味として出ており、上白糖やグラニュー糖にはない和三盆ならではの特徴です。

栄養成分

(※ばいこう堂の和三盆「さぬき和三宝糖」の栄養成分表示/100gあたり)

  • エネルギー:397kcal
  • たんぱく質:0.3g
  • 脂質:0.0g
  • 炭水化物:99.0g
  • 食塩相当量:0.0g
  • カルシウム:3mg
  • リン:10mg
  • カリウム:195mg
  • 鉄:0.5mg

和三盆糖のおいしい楽しみ方

和三盆糖は、和菓子のみならず洋菓子やお料理にも幅広く活用されています。

かのこちゃんの深堀り!和三盆と和三宝

和三盆の歴史は「恩返し」から生まれました。

和三盆の歴史は「恩返し」から生まれました。

日本での砂糖作りは、江戸時代の八代将軍徳川吉宗が糖業を奨励したことにより全国に広まりました。
高松藩主“松平頼恭(よりたか)公”により、砂糖製造を命じられた“池田玄丈”は、薬草園の頭取に就任し研究を開始しましたが、志半ばで病死したため、弟子の“向山周慶(さきやましゅうけい)”が後を継ぎ、サトウキビの栽培および製糖法の研究を続けました。しかし、成果が上がらず苦労している時、向山周慶は四国遍路の途中、病にかかり生き倒れていた“薩摩(奄美大島)の関良介(せきりょうすけ)”を助けました。この“関良介”が砂糖の製造に携わっていたと知り、是非にと協力を求めたところ、命の恩人の頼みを聞き入れ、薩摩の国禁であったサトウキビを持ち出し研究した結果、寛政2年(1790年)讃岐の地で初めて砂糖作りに成功しました。この砂糖がさぬき和三宝糖の始まりです。
その後、研究を重ねながら製糖法を一つひとつ改良し、酒絞りの方法を用いた「押舟切櫂法(おしぶねせっかいほう)※」や「研(と)ぎ」を考案されました。
ばいこう堂では、今も当時と変わらぬ製法を守り、伝統の技を伝えております。

※押舟切櫂法=押し舟

和三盆の名前の由来は、丁寧な作業工程から。

和三盆の名前の由来は、丁寧な作業工程から。

種々の説がありますが、その一つとして、「盆(研糟)の上で三度研ぐ」という和三盆づくりの作業工程から名前が付けられたと云われています。
和三盆づくりは数多くの工程があり、時間と手間がかかるからこそ、「雪のようなくちどけ」と評されるほどの最高級のお砂糖に仕上がります。

香川県では、古くから「砂糖」「塩」「綿」を合わせて「讃岐三白」と呼ばれるほど、主要な特産物として歴史とともに重宝されてきた産物の一つです。

「和三宝」という名に込められた歴史と想い

「和三宝」という名に込められた歴史と想い

「和三宝(ぼう)」の由来

現在の和三盆は“わさんぼん”と呼ばれていますが、実は明治の頃、地元では「さんぼう」と呼ばれていました。先祖の山上儀三郎が、「三寶(宝)糖(さんぼうとう)」という商標を使用して製造販売を行ったことから、それを受け継ぎ、ばいこう堂では「和三宝(わさんぼう)」として製造販売しております。

宮内庁にも納められた「和三宝」

古くからの聞き伝えによると、明治初期の保存方法は、3年ほどかけて乾燥させた杉で作った樽に詰める方法がとられていました。和三宝をこの樽につめ、2年の梅雨を越したものは、品質の良いものとされていました。その中でも、杉樽の継ぎ目から、湿気でできた縞の入ったものを和三宝を「虎が入る」と言い、その和三宝を宮内庁「大膳寮」に収めたという話も残っております。

ばいこう堂の和三盆は、「見て感動、食べておいしい」をコンセプトに、和三盆をより多くの方に味わっていただきたいと願っています。おいしい記憶は、人と時間と心をつなぐかけがえのない宝物。私たちの作る和三盆が、一人でも多くの方にとって宝物のような記憶になってほしいと願い、「和三宝」という名前を守り続けています。

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ニーズに合わせたデザインやプリント対応も可能です。
まずは、お気軽にお問い合わせください。

ねこやいぬの和三盆、宇宙など多数取り揃えており
合計60箱から承っております。
まずは、お気軽に営業部までご相談ください。
※個人のお客様によるご購入は対応いたしかねます。

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\銘菓霰糖/

和三盆糖の優しい甘さで幸せなひと時を♪

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